世の中の多くの人が痩せたいと望んでいるようですが、それも健康的に痩せてこそです。病気によって急激に体重が減っても、それは病気による影響でしかありません。標準体重の人だと、体重の20％が減った時には治療の対象と考えられます。標準体重でもその他の食欲不振・吐き気・胸やけ・腹痛・排泄機能の異常が認められる場合には消化器に異常がある可能性が高いので、内科系の人間ドックを受けておくようにしましょう。
息切れ・咳・痰などの症状で悩まされているならば、呼吸器系の病気の可能性があります。また、食欲はあるのにどんどん痩せるという場合には代謝系に異常がある危険性が高いです。女性だと特にバセドウ病など甲状腺ホルモンの異常に伴う病気が疑われます。人間ドックで受けるべき項目としては、血圧測定・安静時心電図・胃バリウム・胃カメラ・腹部エコー・胸部単純X線・子宮内指診（女性のみ）・骨盤腔MRIなどがあります。
胃や腸といった消化器系の病気や、ホルモン異常症のバセドウ病、各種がんの他、心疾患が見つかる可能性もあります。特に女性では人間ドックで摂食障害が見つかることもあります。摂食障害では著しい体重の減少が問題になりますが、本人が自覚していないケースもあります。精神的な病気は人間ドックでは見つからないと言われていますが、一部例外もあると言って良いでしょう。
ただ、摂食障害の場合には見た目方もはっきりと異常とわかるケースが多いです。ホーチミンのクリニックのことならこちら